湯灌師・納棺師になりたい人へ-業界のパイオニアCSCグループの公式リクルーティングサイト Recruitment

看護師から湯灌師へ

前職は、看護師として28年間勤務。急性期のICUで緩和医療に携わっていた時に、亡くなる⽅のケアをしたいと漠然と考えていました。そんな中、祖⺟が亡くなった時に湯灌を⾒たことがきっかけで転職を決意しました。湯灌の後、化粧が施されるのを初めて⾒た時、蘇えるような⽪膚のハリを⾒て感動したのです。実際に仕事を始めて思うことは、技術的には全然違いますが、これまでの看護師の経験が活かされている部分もあるということ。まだまだ未熟ですが、ご遺族様から感謝されることが何よりも嬉しい。看護師時代から持っていた、人のためになりたいという想いは今も変わらないですね。

故⼈様とご遺族様の⼤切な時間をつくり出す役⽬

現場では、綺麗な所作に気をつけています。例えば正座をして⽴ち上がる動作も美しく見えるように。動き⼀つ、⾔葉⼀つそれぞれ舞台上のようにしっかりと「演じる」こと。日頃使っていなかった言葉遣いもあり、照れを感じたり、難しい言葉だと感じたりすることもありますが、現場では⼥優になろうと決めています。現場によって空気感も違いますし、故⼈様やご遺族様の個性やシチュエーションもそれぞれ違います。やり直しはきかないので、毎回自分のできることは全部やろうと思っています。湯灌の儀式は、ご遺族様が葬儀の準備に追われる中、ゆっくりと故⼈様と向き合える時間。ほんの⼀時間程度ですが、故⼈様とご遺族様にとって⼤切な時間ということを決して忘れないようにしたいです。

孫との時間もしっかり取れて、毎⽇充実しています。

今は、前職の三交代制から⽐べると、勤務スタイルが変わリ、規則正しい⽣活になりました。仕事では変わらず自分のやりたいことをやって、⼈の役に⽴てていると実感できていますし、プライベートでは孫が3⼈いるので家族との時間もたくさんとれて 幸せです。今後も技術⾯のスキルアップを⽬標にがんばりたいです。孫ともたくさん遊んで、体⼒もずっとキープしたいですね。当社はいろんな仕事や経験をしてきた⼈が集まっています。これまで出会ったことがない価値観や個性を持つ⼈と同じ職場で働けることも刺激になりますよ。