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身近

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S.Dさん 前職:自衛隊

陸上自衛隊からの転身。

19歳の時に北海道の陸上自衛隊に⼊隊。23歳まで、⼭に籠っての訓練など⺠間企業の仕事では得られない経験をたくさんしてきました。体⼒や精神⼒はもちろん、いろんなサバイバル術にも自信があるので、無⼈島に⾏っても⽣活していけると思います(笑)でも、陸上自衛隊も学⽣時代にやっていた野球部もなんとなく始めて、なんとなく続けていたことでした。そんな私が初めて自分からやってみたいと思ったのが今の仕事。祖⽗を亡くした時に納棺師の仕事を⾒たのがきっかけです。納棺師の方の手によって祖⽗が綺麗に⾝⽀度を整えられた時、それを⾒た⺟が初めてボロボロと泣き出しました。「今まで迷惑かけてごめんなさい」。そう泣きながら祖⽗に話し掛ける⺟の姿は、それまで親の涙を⾒たことがなかった私にとってとても衝撃的な出来事でした。そんな⺟を⾒て、こんなにも⼈の⼼を動かす仕事があるのだと感動したのを覚えています。

陸上自衛隊からの転身。

やりたい!という想いを⼤切にしてくれた

やりたい!という想いを⼤切にしてくれた

実は、CSCに⼊る前に、同業界の別の2社に問い合わせました。でも、当時私はまだ20代前半。若い⼈だとご遺族様に不安感を与えかねないという理由で、⾯接も受けられず2社とも断られました。そして、当社が3社⽬。電話⼝で若いですねと⾔われましたが、⼀度お話しましょうという担当者さんの誘いで会社に訪問しました。1時間ほど話すと、実はそれが⾯接だったようで、来週から来ることができますか?と担当者さんから声をかけられたのです。とても嬉しかったことを覚えています。⼊社後に難しいと感じたり、大事だと思ったことは、所作に気をつけることと、ご遺族様の気持ちを汲んで声をかけるということ。もっとこうしたら良かったかなと反省することもありますが、どれほど相⼿のことを想っても、完全に納得できることはないのかもとも思います。この仕事に就くきっかけとなった⺟の姿や、ご遺族様の立場だったあの時の自分を思い出しながら、初⼼を忘れないようにこれからも取り組んでいきたいです。

スッと⼼をほどけるような湯灌師

スッと⼼をほどけるような湯灌師

以前、現場に⾏った時のこと。ご遺族様は⾼齢の⽅で到着した私を⾒て、この⼈で⼤丈夫かな?と⼼配な顔をされたのが分かりました。故人様は体の大きな方で、私も一人で出来るのか多少不安でしたが、自分のできることをやろうと思い、儀式を始めました。初めは不安そうだったご遺族様ですが、儀式が終わると涙を流されながら感謝の言葉をいただきました。最後には「あなたならこの仕事でやっていける」と⾔ってくださり、この仕事をやっていて良かったと強く思いました。今でもその時の感動を覚えています。毎回ご遺族様の⼼をほどいて、ふっと気持ちを吐き出していただけるようにできればと思っています。この仕事に少しでも興味のある⽅は、とりあえず始めてみるのもいいと思います。「ありがとう」と泣きながら⼿を握られて、こんなにも⼼から感謝される仕事は他にないと思うんです。

Q&A

  • CSCのおすすめポイントはどこですか?

    いろんな職種から人が来るので、いろんな考え方、やり方が学べる

  • あなたにとって湯灌とはなんですか?

    ゆっくり思い出に浸ることの出来る空間

  • あなたのリラックスできる場所は?

    家族が寝た後の自宅の書斎スペース

  • あなたのストレス発散法は?

    ただただ眠る

  • あなたの趣味は?

    子どもたちと遠出、野球、カラオケ

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募集要項